東郷町 道の駅とうごう
東郷町 山陰地区
道路から東側沿いはほとんど伐採されていますね
土地の改変面積が10000m2を超えると森林法などが、たいへんですね
「貨物の液状化特性に関する研究」報告書
危険物の海上運送に関する調査研究 | |
日本海事検定協会 | ![]() ![]() |
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* スラグの成分分析は、各タップ毎にX線分析を行っている。化学分析も適宜行っている。 * スラグの粘性、温度及び水量の変化により、スラグのパラメ-タの中では粒径が一番変動し易い。 * スラグの出荷時の水分値は、3から4%であろう。 * 銅スラグは、粒子が砕けやすいので、ハンドリングには注意している。 * 銅精鉱の荷揚げ後に船倉に水が残ったという経験はない。 * ダンプで運ぶ途中でも、荷台に水抜きが設けてあり、その間にも水分値を下げている。 (2)日向製錬所株式会社及び船舶 (A) 対象物質:鉱さい(ニッケルスラグ) (B) 製錬所関連の調査結果 * 現在は、原料の輸入先はインドネシアとニュ-カレドニアが半々である。原鉱石は付着水分が30 % 程度あるが、これをロータリードライヤ-で10 % 程度下げ、20 %強にしている。そして、ロータリーキルンへ投入する。ロータリーキルンで結晶水を飛ばすと共に、約1,000度まで予熱した後電気炉に投入する。電気炉でメタル分は下部に、スラグは上部に分かれる。電気炉から出たメタル分は低周波炉で不純物を除去した後、鋳造されフェロニッケル製品となる。フェロニッケルの品位はニッケル20 %、鉄 80 % である。 * 投入原料の約7割はスラグ(グリーンサンド)となる。スラグの船積み水分値は一般に3%程度で、暫く野積みすると1%程度になる。 * スラグの船積みは毎時1,000トンの能力をもつシップローダーで行われる。 (C) 見学 ニッケルスラグ(グリーンサンド)の貯蔵場所、ベルトコンベア設備、船舶への積み荷役及び出荷設備を見学した後、電気炉等フェロニッケル製造工程を見学した。 (D) スラグ関連の調査結果 * スラグの組成はスラグを抜く度に計測している。組成は5~10年間変わらない。水分値も最大3%で変わらない。 * 荷役は小雨では行うが、ひどくなれば中止する。 * 粒径分布はユーザーからの要請があれば行う。湯量と水圧で粒径は変わる。 * スラグには水砕スラグと乾砕スラグがある。乾砕スラグは成分が変わらないが、形状が大きくなる。 * グリ-ンサンドの大半は国内の鉄鋼メ-カ-へ出荷され、一部は輸出される。
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