「不法投棄禁止」という看板や張り紙をやたらに見ることが多くなった。決まってこの看板のあるところは、不法投棄は行なわれわれており、荷台木材が高く詰まれたままになっている車、冷蔵庫、テレビ、自転車をはじめ、一般ゴミは投棄されている。捨てる場所がないからなのか、捨てるにはお金がかかるからなのか、何かに抵抗しているからなのか分からないが、極めて、美観をそこね迷惑なことである。
1970年大のニューヨーク、マンハッタンを思い出してしまう。地下鉄には落書きだらけ、路上はゴミだらけ、いたるところが清潔でない。マクドナルドのお店はひときわ際立って清潔に見えた時代である。
「いや~、不法投棄をすつるのは、空き巣と同じで外国人なのではないか」という人もいる。また、最近ではゴミをリサイクル商品だといって、海外へ輸出しているというのだ。「いや~輸入する国があるから」というのである。所定の日に、ゴミを収集しているから、ほとんどのゴミはこれで処理できるはずなのに、どうしたことなのだろうか。
近くの遊園地の砂場には、子供たちが遊んだあとを見ると、玩具が散らかってそのまま放置されたままである。お母さんも一緒に遊んでいたはずなのに。子供の躾がこの程度なのだから、やがて大人になったら末恐ろしいことになりそうだ。早朝、散歩をしていると一生懸命ゴミ拾いをしいをしている人を見かけた。このような人もいるので、バランスは取れているのかもしれない。