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日向市フェロニッケルスラグ不法投棄事件

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日向市フェロニッケルスラグ不法投棄事件

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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日向市フェロニッケルスラグ不法投棄事件(ひゅうがしフェロニッケルスラグふほうとうきじけん)は、宮崎県日向市西川内地区において、住友金属鉱山のグループ会社である(株)日向精錬所から排出されるステンレスの原料を製造する際に残渣として発生するフェロニッケルスラグを用いた盛土造成工事により、大気汚染や水質汚染により健康被害を受けたと主張する1名(以下Aと表記)を(株)日向精錬所及び㈲サンアイが営業妨害や名誉棄損として損害賠償やブログ閉鎖を求めて提訴した事件。多くの国民がスラップ訴訟だと主張している。[要出典]また、日向精錬所の北側丘陵部に不要となった大量のフェロニッケルスラグ等の残渣が投棄されていることをグーグルアース等で容易に確認できる。[要検証]

事件の経緯[編集]

  • 1956年(昭和31年)3月住友金属鉱山が(株)日向製錬所を設立し、フェロニッケルの生産を開始する[1]
  • 2012年(平成24年 7月12日西川内地区グリーンサンド説明会[2]
  • 2012年(平成24年)頃、宮崎県日向市西川内地区においてフェロニッケルスラグ等の日向精錬所の残渣を盛土材料とした造成工事に着手。
  • 2012年(平成24年)10月 宮崎県は、「グリーンサンド」で土地造成された西川内地区周辺水域の水質検査(カドミウム、総水銀、セレン、鉛、六価クロム、ヒ素、全シアン、フッ素、ホウ素)を実施した[3]
  • 2013年(平成25年)4月16日 「18:00 Aが来社。退去に応じないため、警察官に退去を依頼。警察官と相談の上、当方からの退去警告に応じなければ不退去罪を適用することとなった。警察官計6名でAを説得した。」[4]
  • 2014年(平成26年)1月10日付 Aの家族らが鈴木富士夫日向市議員に対して直訴状を送り、情報公開や被害が出た場合の責任の所在を明確にするように求める[5]
  • 2014年(平成26年)1月20日 Aがブログを開設[6]
  • 2014年(平成26年)8月 宮崎県は、「グリーンサンド」で土地造成された西川内地区周辺水域の水質検査(カドミウム、総水銀、セレン、鉛、六価クロム、ヒ素、全シアン、フッ素、ホウ素)を実施した[7]
  • 2014年(平成26年)11月4日 宮崎県のホームページに、「グリーンサンド(フェロニッケルスラグ)に関することについて」を掲載する[8]
  • 2014年(平成26年)4月頃 経済産業省が「JISに適合しているのは、フェロニッケル骨材というもので、コンクリートスラグでコンクリート用として使うものである。西川内地区に捨てているものは、JISに適合したフェロニッケル骨材ではない。」と説明する。[9]
  • 2015年(平成27年)11月28日 宮崎地方裁判所延岡支部が、原告の㈱日向精錬所及び有限会社サンアイから、訴訟を併合して審議することをAに通告した。
  • 2015年(平成27年)1月27日及び2月2日 Aからの準備書面が提出された。
  • 2015年(平成27年)2月4日 平成26年(ワ)第86号(ワ)第89号 損害賠償等請求事件の第2回口頭審理が実施される[10]
  • 2015年(平成27年)3月4日 平成26年(ワ)第86号(ワ)第89号 損害賠償等請求事件の第3回口頭審理においてAが、水質等の検査を証する『計量証明書』を提出する[11]
  • 2015年(平成27年)3月4日 宮崎県知事が、日向市西川内地区におけるグリーンサンドを使用した造成工事に係る土壌汚染対策法第4条に基づく届出はなされていないことを文書で公開する[12]

脚注[編集]

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出典[編集]

関連項目[編集]

参考文献[編集]

外部リンク[編集]


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