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Channel: 万博に向け不法投棄撲滅
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[転載]岩手、青森産業廃棄物

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東奥日報からの記事である
田子町と岩手県二戸市にまたがる国内最大規模の産業廃棄物不法投棄事件の全容が明らかになるにつれて、事態はさらに混迷を深めている。遮水壁を設け産廃を囲い込む「現位置封じ込め+浸出水処理」を基本方針とする県と、全量撤廃を望む地元住民のすれ違い。膨大な財政負担をめぐる国と両県の駆け引き。事態回収への道のりを追う。
詳細は下記URLで様々な対応が伺える
http://www.toonippo.co.jp/tokushuu/sanpai/index.html

この中で抜粋した内容であるわかりやすい下記文章がある
地元民がいいづらいなどの理由がなんとなく分かるでしょう
詳しくは上記URLで見ましょう


地元の苦悩-話せぬ空気、町内覆う

 不法投棄事件の本県側の現場、田子町には、複雑な事情があった。「事件の発端は岩手県側からと聞いている。本当によくやってくれた。青森県側ではできなかったかもしれない」。田子町遠瀬地区の農業を営む男性は、こうつぶやいた。

 事件が表面化してから約一年半、全容が分からない不法投棄や汚染の実態、見えない処理策…。「地元企業」が起こした大事件に町民は複雑な思いを抱えている。全容解明と廃棄物の撤去を強く望む一方で、家族や知人が三栄化学工業で働いたことがあったり、風評被害に対する不安から、事件を語る口は重い。

 「以前、三栄化学で働いていた友人から話は聞いていた。『こんなものを持ってきていいのか』『もうやめたい』とこぼされたこともあった。だが、多くの町民が三栄化学で働いていたことは地元にとって弱み。余計なことをしゃべって、ままの食い上げになったら大変だから」と遠瀬地区の男性は振り返る。

イメージダウン恐れ

 町関係者や住民によると、三栄化学と関連会社で働いていた町民は最盛期には数十人に上っていた。「悪いうわさ」はあったが血縁関係をはじめ商売上の取引などいろいろなしがらみがあり、会社を公然と批判する声は少なかった。町や農協、農家は農産物や観光面のイメージダウンを恐れた。町民たちがうすうす感じていながらも、県境の話題は微妙な空気に包み込まれていた。

 状況が変化したのは、一九九九年十一月に青森、岩手両県警による強制捜査が入ってからだ。会社を辞める町民たちも多く出て、町内の意識は変わり始めた。不法投棄の実態が少しずつ掘り起こされるにつれ、「沈黙」のツケが考えていた以上に大きかったことも明らかになってきた。

 千葉市から一般廃棄物が町内に持ち込まれた八九年の「ごみ騒動」の時のように、廃棄物や環境汚染という不安が置き去りにされる恐れがあることに、今は多くの町民が危機感を募らせている。

 「町民はごみの全量処理を望んでいる。県の試算では七十五億円が掛かるとも言われているが、お金の問題じゃない。馬淵川水系の水源地にかかわる場所に廃棄物が埋まっていたらどうするか」と、町商工会の松橋良則会長は町民の気持ちを代弁する。さらに「廃棄物がある限り、有害物質が出てくる不安にさらされる。撤去が難しいならば、現地に最先端の処理施設を造って処理する方法もある」と、強い口調で続けた。

以上が抜粋である
青森、岩手に住んでいても一般の人はどのように産廃廃棄されているかよく分からない
ましてやそれ以外の地域では全く気にもとめられないでしょう
そこでこのブログに出してみた
私から言わせればなんでこんなに為るまで放置されたか不思議あるが
そのあたりになるとニュースでもほとんど言われなく判らない事が事実である
責任所在が全く見えないのである
当事者は喧喧諤諤のことと思うがもう少し透明にしてほしいものである
ニュースなどでもあまり詳しく報じられていない
行政を批判することにまりかねない為の甘い思いやりであろう
この産廃を処理しているらしいがどう処分されているかも解らないし
巨額の費用が発生するようである
一部にはこの業者が独占的に行われているらしいとの風評もある
どんなに処理してもそこからまた、産廃が出るのであるし
何処まで処理されるのかも解らずどこかに又少しはましであるが
山積されるのである
極端な言い方すれば住民に保証金支払ってそこを産廃場にしたほうが
経費的に易いかもしれないといったら住民は怒り心頭かな!!!

転載元: シニアよ何処へ


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